こんな悩みありませんか?
- WEBページの締め切りが今晩なのにタイトルが決まらない
- 今週末に公開予定の記事のタイトルがまだ決まっていないから早く決めたい
この記事では
コピーライティング初心者でも簡単に実践できる、
魅力的なタイトルの付け方と具体例を紹介します!
魅力的なタイトルを付ける手順
タイトルはそのページの中で一番重要な部分です。
Googleで何か検索したときに表示されるのはページのタイトル一覧です。
表示されたたくさんのタイトルの中から自分のページをタイトルを見てクリックしてもらう必要があります。
そのためには他のタイトルよりも検索する人にとってクリックしたくなるような
魅力的なタイトルを考える必要があります。
ここからは他に負けない魅力的なタイトルの作り方を話していきます。
手順1:ターゲットを絞る
魅力的なタイトルを作るにはターゲットを絞る必要があります。
ターゲットを絞らないと、誰にも興味を持ってもらえないタイトルになってしまいがちです。
それを避けるためにターゲットを絞り、
「私のことを言っているのかも!」
「このページなら私の悩みを解決してくれるかも!」
と思ってもらうことで、
クリックしてくれる確率が上がります。
ターゲットを絞る言葉の例はこちらです。
- 初心者向け
- 20代会社員男性向け
- 上司の機嫌で理不尽に怒られる人向け
「初心者向け」という言葉は、
- 料理を学び始めたばかりの初心者
- マーケティングを学び始めたばかりの初心者
というように「学び始めたばかりの人」にターゲットを絞ることができる便利な言葉です。
「上司の機嫌で理不尽に怒られる人向け」というのは、
具体的な悩みをタイトルに入れることでターゲットを絞っています。
手順2:どんな未来を届けたいか決める
ターゲットを絞った次は
そのターゲットがこの記事を読むことでどうなって欲しいのかを考えましょう。
タイトルを見た人が、
この記事を読むとこんないいことがあるのか!
と思ってもらえたらクリックしてもらえそうですよね。
例えば、
人気レシピをたくさん紹介する記事を書きたかったとします。
ターゲット、届けたい未来はこんな感じです。
ターゲット | 料理初心者 |
---|---|
届けたい未来 | 料理したことなかったけど、美味しい料理ができた! |
これを決めて出来上がるタイトルはこちらです。
【料理初心者でも作れる】人気レシピ50選!
手順3:クリック率を上げるために人の欲求をくすぐる
これだけでクリックしたくなるとは思えないよ。
よりクリックしてもらう確率をあげるためには、人の欲求をくすぐる必要があります。
人は自分の欲求をくすぐるられると、行動するのに迷いが無くなります。
つまり、タイトルで人の欲求をくすぐればクリックするのに迷いがなくなり、そのページを見てもらえるようになります。
例えば、
毎日1分の作業で月収30万円の具体的な稼ぎ方教えます!
というタイトルがあったら
「怪しいな、、、でも毎日1分だけでできるなら私でも出来そう!」
と思ってクリックしてしまいますよね。
「楽して努力せずお金が欲しい」というような
人間であれば誰でも持っている欲求を理解してタイトルに組み込み、
クリック率を上げることが重要です。
タイトルをさらに魅力的にする!GDTの法則
人の欲求を理解するための法則としてGDTの法則があります。
GDTとは
- Goal(目標)
- Desire(欲望)
- Teaser(本性)
の頭文字を取ってGDTの法則と言っています。
Goal→Desire→Teaser
の順番で欲求が強くなっていき、行動をためらうことがなくなっていきます。
これだけでは何を言っているかわからないと思いますので詳しく説明します。
Goal(目標)とは
Goalは3つの目標に分けられます。
Goalの3つの目標
- Save Time(タイム):時間をかけたくない
- Save Effort(エフォート):努力をしたくない
- Save Money(マネー):お金をかけたくない
人は時間をかけたくないし、努力もしたくないし、お金もかけたくない生き物です。
この生物としての性質である3つの目標を刺激するタイトルを考えることができれば、タイトルをクリックしてもらいやすくなります。
目標(お金をかけたくない, 努力をしたくない)を刺激するタイトル例
例:【たったの500円!】飲むだけで瘦せるサプリ
というタイトルがあったとします。
これを目標別に分解するとこんな風になります。
文言 | 刺激する目標 |
---|---|
たったの500円 | Save Money(マネー):お金をかけたくない |
飲むだけ | Save Effort(エフォート):努力をしたくない |
でも500円か~
効果がでなくても500円ならいっか!
ポチッ
目標(時間をかけたくない)を刺激するタイトル例
例:誰でもできる!1ヵ月で3kgやせられるダイエット方法
というタイトルがあったとします。
これを目標別に分解するとこんな風になります。
文言 | 刺激する目標 |
---|---|
1ヵ月で | Save Time(タイム):時間をかけたくない |
このタイトルを見た人は
やる気になれないな、、、
でも1ヵ月だけなら頑張れるかも!
という風に思ってクリックしてしまうのが想像できると思います。
Desire(欲望)とは
Desire:3つの欲望
- Greed(グリード):富や名誉が欲しい、強欲を満たしたい
- Lust(ラスト):愛が欲しい、性欲を満たしたい
- Comfort(コンフォート):快適でありたい、悩みや苦痛の無い状態でいたい
Goal(目標では)500円のサプリを購入するかどうかを悩みましたよね!
しかし、人はDesire(欲望)を目の前に出されると、悩まずに購入してしまいます。
例えば、性欲を満たすために迷ったりしますか?
迷いませんよね。
これは目標よりも欲望の方が行動させる力が強いからです。
ではタイトルにどのように組み込むのでしょうか?
欲望(富や名誉が欲しい、強欲を満たしたい)を刺激するタイトル例
例:資産1億円を手に入れて配当金だけで生活する方法
この例は、
人よりもお金を持っていることで優位に立ちたいという欲望が刺激されています。
人間誰でも少しはある欲望なので、この欲望が強い人にはとても刺さります。
欲望(愛が欲しい、性欲を満たしたい)を刺激するタイトル例
例:誰でもできる!マッチングアプリで1週間に100いいねもらう方法
多くの男性は「モテたい、性欲を満たしたい」という欲望があり、
多くの女性は「愛されたい」という欲望を持っています。
マッチングアプリでいいねがもらえない!という経験をしたことがある人ならわかるかもしれませんが、
これは是非とも見てみたくなるタイトルですし、私もこうなりたいです。
欲望(快適でありたい、悩みや苦痛が無い状態でいたい)を刺激するタイトル例
例:「上司の機嫌に左右される日々から1ヵ月で卒業する方法」
というタイトルがあったとします。
毎日上司の機嫌で仕事とは関係ないことで怒られている人にとっては
「毎日顔を合わせる上司の機嫌に左右されない未来が得られるかもしれない!今すぐ見たい!」
と思い、迷わずクリックしてしまうと思います。
Desire(欲望)を刺激する言葉をタイトルに入れることができれば、
ためらうことなくクリックしてくれる人が多くなります。
Teaser(本性)とは
Goal(目標)よりもDesire(欲望)の方が行動をためらわなくなりましたが、
さらに行動をためらわなくするのがTeaser(本性)です。
Teaser:3つの本性
- Scaricity(スケアシティー):希少性のあるものが気になる
- Curiousty(キュリオシティー):好奇心を掻き立てられるものが気になる
- Controvesy(コントロバーシー):反社会性、論争を巻き起こすような発言が気になる
これは動物として生まれてしまった以上はもう逃れられないもので、
Desireよりも強い欲求です。
例えば、
- 世界で5個しか生産されなかった時計を見ますか?
- この時計は限定100本です!
- 期間限定です!
- 1週間で販売終了します!
というよう言われたら気になってしまいますよね。
この「気になってしまう」というのが「買いたい」という購買意欲を強力に刺激します。
この本性を押し出しすぎると、
「これ本当に価値があるの?」
というように疑われてしまいます。
ですので
- 本性はほどほどに押し出す
- 疑いを晴らすための根拠を記事の中で示す
というようにすることで胡散臭くない印象を与えるようにしましょう。
気になってしまう要素をタイトルに入れた例をご紹介します。
本性(希少性のあるものが気になる)を刺激するタイトルの例
例:限定10本のみ生産の時計です。
これを見た時計好きの人は
「10本しかないの!?見てみたい!」
という風に気になってしまうでしょう。
これは誰でも気になるのではなく、
自分の興味のあるもので希少性のあるものであれば、
気になってしまう確率は高いです。
本性(好奇心を掻き立てられるものが気になる)を刺激するタイトルの例
例:学年ビリのギャルが1年で偏差値40上げて慶応大学に現役合格した話
一度は聞いたことあるかもしれません笑
これは一言で言うとギャップです。人はギャップが気になってしまいます。
この例では、
学年ビリのギャルと慶応大学現役合格というかけ離れたものを結びつけることでギャップが生まれるので、気になってしまうのです。
この本を出版した人は偶然ヒットしたのではなく、
出版する前にヒットするのがわかっていて出版したのです。
ギャップがあることで好奇心を搔き立てられてしまうことを理解していたからです。
本性(反社会性、論争を巻き起こすような発言が気になる)を刺激するタイトルの例
例:妻には聞かせられない、男が浮気をしたくなる理由
この例では、反社会性を刺激しています。
浮気は絶対にやってはいけないことですが、世の中は浮気をしている人が多くいます。
これは、「ダメって言われるとやりたくなっちゃう!」という好奇心をくすぐられて手を出してしまっているのです。
また、子どもは素直なので反社会性に負けてしまい、不良の中学生はタバコを吸いますよね。
もしも世の中で中学生でも誰でもタバコは吸っていいんですよ!無害ですよ!
というような風潮だったとしたら、不良の中学生はタバコを吸わないと思います。
最後に|3つの手順で魅力的なタイトルを付けよう
この記事ではタイトルの付け方を人の欲求を軸に話しました。
タイトルを決める手順はこの通りです。
- ターゲットを絞る
- どんな未来を届けたいか決める
- クリック率を上げるために人の欲求をくすぐる
私はこの記事を通じてタイトルをいち早く決めたいという人が
これまでよりも良いタイトルが決められた!
と実感してくれることを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。