こんな悩みはありませんか?
- マーケティングをやりたいけど、私に向いてるかわからない
- 一日のスケジュールを見て私にもできそうか確かめたい
- マーケティングに向いていたらどうやって仕事にすればいいの?
この記事ではこれらの悩みを解決するために、マーケティングに向いている人の特徴について話していきます。
マーケティングが向いている人の特徴5選
新しい情報を入手するのが好き
マーケティングの世界では現段階では新しいツール・手法・情報などが1年後には古いものになっていることは珍しいことではありません。
例えば、facebookやmixiなどのSNSがあまり使われなくなり、Youtube、TikTok、Clubhouseなどの新しいSNSが登場した際にまず試してみることで、トレンドに取り残されなくなります。
このように、新しい情報を常に取り入れられる人はトレンドに乗り遅れることなく集客のチャンスを掴めるという意味で向いていると言えます。
因果関係が考えられる
マーケティングではPDCAサイクルを回してダメなところを改善していくという考えが重要になってきます。
PDCAとは
- Plan(計画):計画を作成する
- Do(実行):計画を実行する
- Check(評価・分析):実行の結果を評価し分析する
- Action(対策・改善):分析結果をもとに改善・対策をする
というサイクルを回すことを言います。
この過程でうまくいかなかった原因はどこにあるのかを考えなければならなりません。
例えば、
自社のことを色々な人に知ってもらうことを目的としたときのPDCAは下のようになります。
- Plan(計画)
どのターゲットに自社のことを知ってもらうかを決め、ターゲットに対してどのようなアプローチをすれば最も効果的か、いつまでにいくらでできるのかも検討し、計画を立てます。 - Do(実行)
計画通りに実行します。(広告やSNSなど) - Check(評価・分析)
実行して得た結果を数値として出します。(クリック率、滞在時間、インプレッションなど) - Action(対策・改善)
予算に対して望ましい結果が出たのかを確認し、うまくいっていない場合はその原因を考え、改善策を検討する。
このように、なぜそうなるのかという原因を考え、適切な改善をしなければならないので、因果関係を考えられることはマーケティングを仕事にする上でとても重要です。
したがって、因果関係が考えられる人はマーケティングに向いているといえます。
口より手を動かす
これからマーケティングの学習を始めるという人は、あなたよりも前にマーケティングに取り組んできた人からすると遅れていることになります。
しかし、ライバルとなるのはあなたよりも先に始めた人です。
その人たちと争うためにはそれなりの努力が必要になります。
人は「私はマーケティングを勉強してるんだ~」
のように友人などに話して満足して勉強しなくなってしまう傾向があります。
勉強しなくなってしまっては先人のマーケティング職と争うことはできませんので、
それを防ぐためには友人に話すよりもまず手を動かせるようになり、早く追いつけるようになる必要があります。
相手が言語化できない悩みを言語化できる
マーケターの仕事は顧客に理想の未来を提供することです。
理想の未来とは、顧客の悩みを解決した先にある未来です。
そのため、まずは顧客の悩みを言語化する必要があります。
例えば、
- 状況
お客さんがケーキを買いに来ました。
でも、どんなケーキを選べばいいか悩んでいます。
お客さんが「美味しいケーキが欲しい」と言っているけど、具体的にどう美味しいケーキを見つけるか言葉にできないとします。 - お客さんの悩み
「どのケーキが一番美味しいんだろう?」 - 言語化の例
マーケターは、お客さんに
「このケーキはフルーツがたくさん入っていて、甘さがちょうど良いです」
と教えてあげます。 - お客様の反応
これで、お客さんは「これだ!」とわかります。
このように、
マーケターには顧客自身が何を求めているのかわからない場合に、本当に欲しいものを提供することが求められます。
したがって、相手が言語化できない悩みを言語化できる人はマーケティングに向いているといえます。
人を動かすのが得意
マーケティングの仕事は
この商品良いと思ってもらい、購入してもらうのが仕事です。
つまり、購入したくなるようなWebページや映像などを作って購入を促す仕事です。
どんな人が人を動かせるの?
人狼ゲームで自分が有利になるように誘導できる人がいますよね。
自分の本心を悟られずに、相手を違う方に注意を向けるみたいなことです。
売りたいという本心が相手に悟られると顧客は離れてしまうので、
「売りたい!」という自分の本心を悟れずに、
この商品を買ったらあなたにこんな良い未来があるよ!ということに注意をむけることができる人は、マーケティングに向いているといえます。
マーケティングが向いていない人の特徴3選
好奇心がない
マーケティングの手法というのは早ければ1年スパンで変わることもあるので、新しい手法が生まれてきたことにいち早く気が付かなければなりません。
たとえば、TiktokがでてきたりClubhouseがでてきたりしたときに、
これって何かに使えないかな?
という風に試しながらまずは使ってみるということができない人は、
トレンドに取り残されてしまいます。
トレンドに取り残されてしまうと、集客のチャンスや売上を上げる機会を失ってしまうことになり、利用者が少ないSNSなどで活動を続けることになってしまうかもしれません。
したがって、新しいことを取り入れるために常にアンテナを張っていられないという人は向いていないかもしれません。
失敗を恐れて行動できない
Webマーケティングは同じ領域の業務を行っていても他の会社のマーケティング担当とは全く違う方法で施策を行っていることがよくあります。
また、ずっと同じ手法だけで成功し続けられる世界ではありませんので、
「この手法はダメだな」と判断したら全く新しいことを試す必要もでてきます。
そのときに失敗を恐れないで行動することが求められます。
パソコンでの作業が苦手
マーケティングの仕事はパソコンで作業をすることがとても多いです。
一日中パソコンとにらめっこしていることも珍しくありません。
中にはクライアントとの打ち合わせや現場調査などでパソコンに向き合っていない時間もありますが、
仕事時間のほとんどはパソコンに向き合って仕事をしていることがほとんどになります。
ですので、パソコンで何時間も仕事するなんて無理!という方は向いていないかもしれません。
仕事内容
マーケティングは、集客をするところから売上を上げるところまでの過程すべてを担当します。
大まかな集客から売上を上げるまでの手順は以下の通りです。
- 市場調査・分析
- 企画
- 企画の実行
- うまくいかなかった場合は原因調査・改善
それぞれの手順について詳しく説明します。
市場調査・分析
マーケティングの仕事では市場調査・分析を行います。
顧客に理想の未来を提供するためには、顧客の悩みを知らなければなりません。
- 顧客が何に悩んでいるのか
- ターゲット層
- 近年の市場の流行
- 競合他社の製品やサービス内容
などの情報が必要ですので、ヒアリングや実際に競合のWebページなどを見るなどして情報を集めます。
企画
企画もマーケティングの仕事の一つです。この企画に沿って施策を実施するので、ここでしっかり企画を練ることが重要です。
具体的には、「市場調査・分析」で集めた情報をもとに
- どのような悩みを持ったターゲットに
- どんな理想の未来を提供するのか
- どのような手法を使うか
- 予算はどれくらいかかるのか
- 期限はいつまでか
などを決めます。
企画の実行
「企画」の段階で考えた計画を実行します。
具体的には、Web広告などの広告や、Youtubeで動画をアップするなどして販売促進や認知の獲得を行います。
うまくいかなかった場合は原因調査・改善
企画を実行してもうまくいかなかった場合は、
その原因を考えて改善する必要があります。
当然ですが、すべての企画がうまくいくわけではないので、原因の調査と改善を繰り返し行います。
具体的には下のような手順を繰り返します。
- 現状を把握して原因を把握する
Googleアナリティクスなどを使ってWebサイトの集客状況を確認する。
うまくいってないコンテンツとうまくいっているコンテンツを分けて、それぞれの特徴を書き出す。 - 改善策考えて実行(うまくいくまで、もしくは期限まで続ける)
「こうすればこういう理由でうまくいくだろう!」という仮説を立てながら改善策を考えていきます。
こうすることで、次に何を改善すればよいのかがわかりやすくなります。
マーケティング職の一日のスケジュール
マーケティングを職業にしたい人にとって
将来自分がどんなスケジュールで働くことになるのかは気になりますよね。
マーケティング職の一日のスケジュールを
- 会社で働く場合
- 在宅フリーランスの場合
の2パターンご紹介します。
会社で働く場合のスケジュール
9:00~ | 始業、メールチェック |
---|---|
9:15~ | プロジェクトの会議 |
10:00~ | Webコンテンツのキーワードプランニング |
12:00~ | 昼休み |
13:00~ | クライアントとの定例会議1 |
14:00~ | クライアントとの定例会議2(別のお客様) |
15:00~ | 新規クライアントの情報共有 |
17:00~ | 外部パートナーへの発注作業 |
18:00~ | アクセス解析 |
19:00 | 終業 |
日によって違いますが、会社で働く場合は普通のサラリーマンと同じなので想像しやすいかもしれません。
在宅フリーランスとして働く場合のスケジュール
10:00~ | 始業、クライアントワーク |
---|---|
12:00~ | 昼休み |
13:00~ | クライアントワーク |
16:00~ | ブログ作業 |
18:00~ | 夕食 |
19:00~ | ブログ作業 |
22:00~ | 読書 |
24:00~ | 就寝 |
在宅で働く場合はかなりスケジュールが自由に設定できます。
もちろん締め切りは守らなければなりませんが、自分で働きたい分だけで働けるので、
朝遅く起きても全く問題ありません。
とっても魅力的ですよね笑
マーケティングのやりがい
マーケティングを仕事にすることのメリットは以下のようなものがあります。
- 成果を数字で確認できる
それぞれを解説していきます。
成果を数字で確認できる
Webマーケティングをやっていると成果を数字で確認することができます。
例えば、
- ブログの閲覧数が月間1万件を超えた
- Webサイトからのお問い合わせ数が月間20件あった
- Webサイトからの商品の売上が30件で300万円になった。
このように成果を数字で確認することができるので、
うまくいったときは努力が報われたと感じますし、とても嬉しいです。
また、今後のモチベーションにも繋がるので好循環を生むことができます。
お客様の喜びを近くで感じることができる
マーケティングはお客様の悩みを解決して理想の未来を提供する仕事です。
その過程で考えた施策がうまくいかないこともたくさんあります。
その過程をお客様と一緒に乗り越え、
商品やサービスが世間から評価されることで顧客が喜んでいる姿を近くで見ることができます。
このときに、これまでの苦労が報われるような充実感を味わうことができるでしょう。
マーケティングを仕事にすることのメリット
マーケティングを仕事にすることのメリットは以下のようなものがあります。
- いろいろな業界で通用する専門スキルを習得できる
- PC一台あればどこでも仕事ができる
いろいろな業界で通用する専門スキルを習得できる
普通の仕事をしている人が違う業界へ転職する際には、前の職場でのスキルのほとんどが活かせないと思いますが、
マーケティングのスキルはどこの業界でも共通するスキルが多いです。
例えば、食品関係のマーケティング部門から自動車関係の会社へ転職したい場合でも、
必要とされるスキルがほとんど同じなので、転職がうまくいきやすいです。
このように、どの業界でも必要とされるスキルがほとんど同じなので、スキルの価値がとても高いです。
PC1台あればどこでも仕事ができる
マーケティングの求人を見ればわかるのですが、
2024年7月現在、フルリモートの案件が非常に多いです。
なので、出勤する必要がなく自宅で完結することができます。
毎朝満員電車に乗って苦しい思いをしながら通勤する必要はありません!
旅行しながら旅先で仕事をすることもできてしまいます。
仕事場を選ばない働き方の自由さがとても魅力的です。
未経験からマーケティングを仕事にする方法
未経験からマーケティングを仕事にする方法は3つあります。
- 社内のマーケティング部署に移動する
- 転職・就職する
- スクールなどで勉強してフリーランスになる
それぞれについて説明します。
1.社内のマーケティング部署に移動する
現在社会人の方で、
社内にマーケティングの部署または部門がある場合は部署異動をする方法があります。
これまでいた部署を離れることや、上司に言い出すことを考えると少しハードルが高いように感じるかもしれません。
しかし、マーケティングのスクールに通ったり、資格取得したりすることで
マーケティングをやりたいという意思表示をすることで、
同じ会社の方達も異動願いも聞き入れてもらいやすくなるでしょう。
2.転職・就職する
未経験でもいきなりマーケティング職になれる方法です。
しかし、求人を見ればわかると思いますが未経験を採用しようとしている会社はあまり多くありません。
求人が無いわけではないので、マーケティングに特化した転職サービスを使用すれば見つかりやすいと思います。
3.スクールなどで勉強してフリーランスになる
スクールに通ったりしてしながら勉強することで、
スクールの先生や一緒に学ぶ方に刺激をもらい、モチベーションを保ちつつフリーランスとして働く方法があります。
勉強はなかなか続かないものなので、勉強する環境に身を置くのは重要です。
フリーランスとしての仕事を受けるためにWebサイトを作ることで実績を積み、就職や転職をする際のポートフォリオとして使えるので、
マーケティングスクールで学んで実績を積むのはとてもおすすめです。
最後に
マーケティングに向いている人の特徴から、未経験からマーケティングを仕事にする方法を話しました。
このページを見て「あれ?マーケティングに向いてるかも?」と気づいてくれたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。