この記事はこんな悩みを持っている人へ向けた記事です。
- 両学長ってどんな人?
- 両学長のYouTubeチャンネルはどうして伸びてるの?
- サムネイルはどんな工夫があるの?
- 動画のどんなところが良いのかわからない
両学長 リベラルアーツ大学のチャンネルは2018年10月にYouTubeに登録し、
2024年9月5日現在は266万人の登録者がいます。
100万回以上再生された動画が何個もあり、
まさにお金関係の知識を配信するチャンネルとしてはトップクラスのチャンネルです!
今回はそんな「両学長 リベラルアーツ大学」のYouTube動画が人気になった理由を分析していきます。
両学長 リベラルアーツ大学とは
リベラルアーツ大学とは、起業家・投資家である両学長が
「お金に困らず、自由に生きられる人を増やす」
ということがミッション(使命や存在意義)だという考えで行っている活動の総称です。
(参考ページ:リベラルアーツ大学とは)
両学長のプロフィール
名前 | 両学長 |
---|---|
あだ名 | りょうさん |
目指している生き方 | やりたいことをやりたい仲間とやりたいときにやって生きていく。 |
仕事・スキル | 会社経営20年(IT、不動産)・投資・アフィリエイト |
好きなこと | テニス、読書、映画鑑賞、友達とご飯を食べる、犬と遊ぶ |
学生時代から今までの経緯
動画での両学長はとても親しみやすいキャラクターで、
近所の元気なおっちゃん!くらいのイメージでしたが、
実際はリベラルアーツ大学を始める前の10代のころにアフィリエイト収入で9桁達成しています。
9桁というと1億円です。
半端ないですね!!
たくさんお金が稼げたので天狗になってしまい、
そのお金は全部使っちゃったみたいです笑
リベラルアーツ大学を始めてからは、
毎日自分のやりたいことをやり、
いい仲間に巡り合えて両学長は満たされたと感じたそうです。
それから、
「自分が満たされたら今度は周りの人が満たされる番だ!」
と考えたそうです。
10代から身に着けたお金を稼ぐ力と、人が寄ってくるようなとっても優しい人柄が想像できます。
YouTubeはあくまで認知目的
動画で情報発信していく目的は、最初友人向けに
- お金の勉強
- 稼ぎ方
- 起業
- 経営
- 投資
- 生きていく知恵
などの知識が提供できればいいなと思っていましたが、
1人でも自由な人が増えれば嬉しいな
という想いから動画投稿を始めたそうです。
その一環として、
オンラインコミュニティの「リベシティ」を運営しています。
これは、会員の収入と資産を増やすことが目的のコミュニティです。
リベラルアーツ大学は、収入を得るためにYouTubeを認知目的で使い、
そこで集めた人達に有料のコミュニティへ参加してもらう形をとっています。
その集めたお金もコミュニティの人たちがもっと資産を増やして自由になり、
幸せになりやすい土台を作ってあげることが目的です。
両学長が人気な理由9選
リベラルアーツ大学が人気になった理由を探るために動画を分析していきます。
両学長が人気な理由は9つです。
- ターゲット層に合わせた分かりやすいコンテンツ
- 定期的なコンテンツ発信
- 実用的で具体的なアドバイス
- 親しみやすいキャラクター
- 視聴者とのコミュニケーション
- SEOとサムネイルの工夫
- 一貫したテーマ
- 冒頭の興味付け部分
- 本編の分析
それぞれ説明していきます。
1. ターゲット層に合わせた分かりやすいコンテンツ
両学長は、お金や投資に関する難しい話題を、
初心者でも分かりやすく説明しています。
お金のことについて発信しているチャンネルであり、専門用語もたくさん出てきてもおかしくないように思えますが、
専門用語を避け、具体例やシンプルな言葉を使って、
アニメ風の動画で視聴者に理解しやすい形で伝えることで、
多くの人に支持されています。
2. 定期的なコンテンツ発信
両学長はコンスタントに動画をアップロードし、
視聴者が習慣的に動画を見ることができる環境を作り出しています。
定期的に動画が見れるようになることで、
両学長の動画を見る習慣がつき、動画を見ることが当たり前になっていきます。
もちろん動画の視聴者に価値ある情報を提供していることが前提ですが、
定期的に見てくれる人がリピーターとなり、チャンネル登録してもらえるのかもしれません。
3. 実用的で具体的なアドバイス
視聴者がすぐに実行できる実用的なアドバイスを提供している点も、両学長の人気の理由です。
お金の節約方法や投資の具体的なステップを丁寧に解説し、
視聴者に「行動のきっかけ」を提供しています。
たとえば、
動画タイトル:【再放送】【コスパ最強】誰でもできるバーチャルオフィスの立ち上げ・活用方法【稼ぐ 実践編】:(アニメ動画)第144回
この動画では、
「今力を入れている事業が伸び悩んでいて、僕のポケットマネーからお金を入れてなんとか維持できている状態なんです。
このままだと資金が厳しくて、、、」
と悩んでいる人に対して、
「固定費を削ることは大切で、オフィスの家賃を節約するためにバーチャルオフィスを使うことで節約できる!」
と教えてあげて、会社員が独立・企業する具体的な例の中で
オフィスを契約していると10万円をはるかに超える家賃を払わなくちゃいけないけど、
電源付きのカフェを作業場にすることで、掃除や飲み物代が月々10万円くらいで済むんだよ!
というような具体的な節約方法を紹介しています。
これなら具体的なので真似できますよね。
4. 親しみやすいキャラクター
両学長は、視聴者に親しみやすい人柄と語り口で人気があります。
堅苦しさを感じさせず、視聴者がリラックスして学べる雰囲気を作り出しているため、幅広い層に支持されています。
5. 視聴者とのコミュニケーション
コメント欄やSNSを通じて視聴者と積極的にコミュニケーションを取ることで、
視聴者との距離を縮めています。
動画で喋っているだけでも親しみやすい口調なので距離が近い感じがしますが、
視聴者の意見や質問に答えることでファンとのつながりをより深め、
リピーターを増やそうという意図が見えます。
6. サムネイルの工夫
両学長は視聴者の目を引くサムネイルを工夫しています。
これにより、新しい視聴者を獲得しやすくなっています。
下の画像は両学長の動画のサムネイルです。
サムネイルの特徴はこんなものがあります。
特徴
- 「5千円以下で十分!」というワードで興味を引く
- 「本当に必要な保険は3つだけ」というワードで興味を引く
「保険」と聞いたら、少し高いようなイメージを持つかもしれません。
そんな高くつくイメージのついた保険が3つで5,000円で済むとなったら、
そのサムネイルを見た人は、
「え?私が入ってる保険はもっと高いんだけど、、、この動画を見れば節約できるかも?」
というように思ってしまいます。
つまり、視聴者が保険にこんなイメージを持っているから、
こういう言葉を入れれば興味を引けるだろう!
ということが計算されています。
7. 一貫したテーマ
両学長のチャンネルは、「お金を増やす」ことに特化しています。
テーマが一貫しているため、
視聴者はどの動画を見てもお金を増やすための知識が身につき、
結果として価値を得ることができます。
この根底の考えが固まっていて、それを徹底できているからこそ
「両学長 リベラルアーツ大学」のブランドとしての信頼が構築されているように思います。
8. 冒頭の興味付け部分
YouTubeにおいて動画の冒頭部分は最も大切な部分だと言われています。
YouTubeで視聴者の画面に頻繫に表示されたい場合は、
動画をどれだけ長く見てもらえたのかが重要だからです。
動画を見てくれたとしても、
冒頭部分で「この動画見るのやめよ」
というように見るのをすぐやめてしまう視聴者が多い場合は、
YouTubeのおすすめに表示されにくくなってしまいます。
つまり、
冒頭部分で、「この動画を最後まで見たい!」
というように思ってもらう工夫が必要になります。
両学長の動画での冒頭部分を見てみましょう。
今回参考にするのは下の動画です。
今回は下の表で冒頭部分を分析します。
挨拶 | こんにちは~りょうです! 今日も元気よくお金の勉強していきましょう。 |
---|---|
動画のテーマ | 今日のテーマはこれですね。 3パターン紹介 目指すべき年収のイケてる設定方法について解説 こういうテーマで話していきたいと思います。 |
視聴者がハッとさせられる 質問を投げかける |
さてみなさん今日はみんな大好き年収の話題です。 突然ですが質問です。 1. みなさんの理想の年収はいくらですか? 2. それはなぜですか? 意外とすぐに答えられないんじゃないでしょうか? |
事実 | 「今年の収入がいくらだったのか」 これは皆さんの幸福度にダイレクトに影響します。 |
結論 | であれば、皆さんは目標年収の設定にもっと真剣になるべきです。 |
理由 | 言うまでもなく考えていないことは実現しないからです。 |
具体例 | 年収1000万円欲しいと思わない人が 実際に年収1,000万円を手にする可能性はほとんどありません。 |
動画のテーマ | ということで今日の動画では 理想の年収結局いくらっていうテーマで3つのパターンについて解説します。 |
動画の結論 | 1. これ以上幸福度が上がらなくなる年収 2. 基礎生活費を賄える年収(ただし、仕事選びに妥協しない) 3. コスパの良い年収 |
本編へのつなぎ | 今日の動画をヒントに ぜひ自分の理想の年収について考えてみてください。 |
まず冒頭部分で今回の動画のテーマを話した後に、
視聴者に質問を投げかけています。
これに対して
視聴者の行動を予測した上で
「意外とすぐに答えられないんじゃないでしょうか?」
と言っています。
これは、実際にすぐ質問の答えが思い浮かばなかった人に対して
「この人は私のことをわかってくれている!」
と思わせることができます。
ここから「自分の理想の年収を考えるべきだ!」ということをわかりやすく伝えるために、
①結論→②理由→③具体例→③今回のテーマ
という順番で話しています。
少し形は変わっていますが、
これはPREP法というものが使われているように見えます。
PREP法は簡単に言うと
「①結論→②理由→③具体例→④結論の順番で書くと文章がわかりやすく伝えられるよ!」
というテクニックです。
具体例のところで
「年収1000万円欲しいと思わない人が
実際に年収1,000万円を手にする可能性はほとんどありません。」
という当たり前だけど気が付いていないことを言うことで、
「この動画を最後まで見れば私は得られるものがあるかもしれない!」
と思わせています。
つまり、視聴者は
「この動画が自分にとって価値ある動画かもしれない」
と感じたんじゃないかと思います。
9. 本編の分析
本編を分析していきます。
視聴者は冒頭部分で「この動画を最後まで見てみようかな」という気持ちになっています。
なので、動画を最後まで見てもらうには本編の部分にも工夫が必要です。
冒頭部分を分析した動画の本編部分を少しだけ見てみると
下の表のような構成になっています。
結論 | 目標にすべき年収モデル1つ目はこちら ①これ以上幸福度が上がらなくなる年収 |
---|---|
理由 | 実は収入や資産は一定のラインを超えると 幸福度が上がらなくなると言われています。 |
根拠 | こちらの図をご覧ください。 縦軸が幸福度、横軸が年収です。 年収が低いうちは年収の像がとともに幸福度も急増します。 一方で、年収800万円のラインを超えると 幸福度はあんまり増えなくなります。 年収が800万円を超えるとそれ以上年収が増えても幸福度はほとんど上がらない。 これは誰かが勘で言っているのではありません。 頭のいい人たちが学術的な研究をしたうえでたどり着いた発見です。 |
視聴者の意見を予想 | 「そっか 年収は上げまくっても幸せになれないのか じゃあそんなに稼がなくてもいいかな」 こうなる人いるかもしれませんけど、僕はおすすめしません。 |
予想した意見に対する メッセージ |
これは裏を返せば、 ある程度のところまでは年収を上げるだけで幸福度が上がるということ。 なので僕からのメッセージは 「自分の幸福度が上がらなくなるまで年収をトッとと稼いでしまおう!」そこに到達するまでは年収アップと共に人生の幸福度も確実にアップしていきます。 そして、稼ぎが多いほど蓄財ペースも早まります。つまり、経済的自由への到達が早くなるわけです。 |
当たり前のこと | これが嫌な人いますか? 「おれは年収が上がれば上がるほど幸せじゃなくなるんだよ!」 みたいなね。ちょっと何言ってるかわかんないっすね。 こんな人なかなかいないですよね。 |
当たり前のことを根拠に 自分のメッセージに 説得力を持たせるメッセージの再確認 |
もちろん人生にはお金より大切なことがたくさんあります。 その大切なことをお金なんかが原因で粗末に扱うことがないように、とっとと稼いで、とっとと蓄財して、 お金があれば解決できる問題を潰していってしまいましょう。 |
結論 | そういう意味で、 幸福度が上がりにくくなる年収 ここを目標にスキルアップやキャリア形成に励むのはアリだと思いますね。 |
これも冒頭部分の流れと似ていて、
①結論→②理由→③具体例→④結論
の流れで話すことで、話をわかりやすくしています。
この話の途中で視聴者の意見を予想して両学長自身が言っています。
これに対して意見を言うことで、
まるで視聴者と会話しているような状況を作り出しています。
こういうところからも
「これ私のことを言ってるんだ!」
と視聴者に思ってもらうことで、親近感が湧いてくるのだと思います。
まとめ:両学長 リベラルアーツ大学分析
今回は両学長 リベラルアーツ大学の動画を分析しました。
- ターゲット層に合わせた分かりやすいコンテンツ
- 定期的なコンテンツ発信
- 実用的で具体的なアドバイス
- 親しみやすいキャラクター
- 視聴者とのコミュニケーション
- SEOとサムネイルの工夫
- 一貫したテーマ
- 冒頭の興味付け部分
- 本編の分析
両学長はいろいろなことを考えてYouTubeを運営しているということがわかりました。
これからYouTubeで動画を投稿する人の参考になってくれていれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。